リビング学習が流行っていることもあり、人気のスタディスペース(スタディコーナー)。
最近では在宅ワークの普及により、家の中で勉強や仕事をするスペースへのニーズが高まっています。

そんな中、わが家では敢えて「スタディスペースはつくらない」という選択をしています!
スタディスペースを作りたいけど後悔したくない方、スタディスペースを作るか迷っている方の検討の材料になるよう、我が家が敢えて不採用にした理由をまとめてみたいと思います✨
スタディスペースのメリットって何だろう?


スタディスペースを作ることのメリットやデメリットは様々なサイトでまとめられていますので、ここでは簡単に。
子どもが勉強する姿を見ることが出来る
子どもが勉強する姿を見ることもできるし、逆に子どもも近くにいる親の姿が見えます。
コミュニケーションも取りやすく、わからないことを聞いたり教えたりしやすいですよね🎵
ダイニングテーブルが汚れない、傷つかない



見落としがちですが、結構重要です!
ダイニングテーブルで子どもが勉強すると、マーカーの跡が付いたり、固いものを落としたりと結構汚れるし傷つくしで大変です💦
特にこだわって素敵な家具を買われた方。
せっかくの無垢のテーブルが・・なんてことも😱😱
子どもが使わなくなってもパソコンスペースや家事スペース(アイロンがけやミシン等)として利用できる
そうは言っても、子どももずっとリビングで勉強するわけではなく、いずれは自室で勉強するように。
子どもが使わなくなっても、パソコンや家事(アイロンやミシン等)をするスペースとしても利用できます。
省スペースで設置可能
これは家自体の大きさや間取りによるので一概には言えませんが。
カウンターを設置して椅子を置く場所を確保するという意味だけで言えば、それほど広いスペースはなくても設置可能です。
費用もそれほど高くない
書斎を作ろう・・と思った場合には部屋を一つ増やすことになるのでその分のお金がかりますが、それに比べるとスタディスペースはそれほど費用をかけずに作ることが可能だと思われます。
スタディスペースのデメリットって何だろう?


こちらも簡単に。
子どもは勉強に集中しにくい?
家族みんなが集まる場所だけに、雑音も誘惑も多いもの。
集中して勉強や作業しにくいと言われることもあります。
ダイニングテーブルが汚れる、傷つく
メリットの裏返しになりますね💦
リビングの空間づくりが難しい?
集中して勉強するためのスペースとなれば、配置や向きなどもこだわりたくなりますが、そもそもはリビング。
学習専用の場所ではないのでくつろぐ空間との兼ね合いが難しそうです💦
配置によってはリビングが狭く感じることもある
階段の下などを上手く利用している場合もありそうですが、上手に空間を活用しなければリビングが狭く感じられてしまう可能性もありそうです💦
作り付けのため模様替えが出来ない
スタディスペースは造作で作ることが多そうですが、作りつけてしまうと可変性がなく模様替えが出来ません💦
我が家が敢えてスタディスペースを作らなかった理由は?
メリットデメリット両方を踏まえて、我が家がスタディスペースを作らなかった理由をまとめてみたいと思います。
リビングダイニング、隣の洋室を可変性のある広い空間として使いたかった



これが一番大きな理由です!
我が家は、”リビングダイニングを広く”、”隣の洋室は可変性を持たせて、リビングダイニングと一体的に使う”というこだわりがあります。


そのため、空間を縛り、使い方を限定してしまうスタディスペースは不要!という結論になりました。
家族構成:年が近い3人きょうだい
理由の2つ目は家族構成。
我が家は夫の仕事上ある程度の広さの書斎は必須だったため、スタディスペースは完全に子どもたち(&私?)が使う場所。
我が子たちは2学年ずつ離れた3人きょうだい。
年が近いと
・使う時期は3人一緒に使う
・使わなくなる時期はみんな一斉に使わなくなる?
ということが考えられました。
そもそも3人が一緒に横並びで勉強できるような広いスタディスペースは、それこそリビングダイニングの広さを圧迫してしまいます。
もしそのサイズで設置しても、一斉に使わなくなる時期が来たら私一人では持て余す・・そう思ったのも不採用の理由です!
私の性格の問題
子どもたちが使わなくなって、私が使うことを想定した場合の話。
場所があれば物を置きたくなる性格
読んで字の如くです💦
普段は片づける物でも、カウンターがあればちょっと置いたまま忘れたり、一時置きしたりしてしまう性格・・😓



場所があるから、置いてしまうんです!!



そこにカウンターがあるからです!!
・・と、スタディスペースが荷物置き場になるのが目に見えていました🥶
作業スペースは奥行きが欲しい私
これも性格的なところでしょうが、奥行きが狭いスペースで作業するのが苦手です💦
理想は最低50㎝。
PCデスクは50~60㎝位、学習机は60~65㎝位が多いみたい。
一方で、スタディスペースのカウンターは狭いと30~40㎝程度が多そうで、奥行きを狭く作っている場合が多いイメージです。



奥行きが狭いのは嫌だけど、納得のいくある程度の奥行きにすると結局リビングが狭くなる・・
このため不採用!!
壁に向かって作業するのが苦手な私
一般的には、スタディスペースは壁付けにする場合が多そうです。
先程記載の通り、奥行きが狭いとすぐ目の前が壁!!
すぐ目の前が壁だと、そわそわしてしまう性格・・(笑)
階段下などのお籠り感が好きな方もいらっしゃると思うので、共感されないとは思っています😂
以上の理由で、我が家はスタディスペース不採用です!
じゃあ、子どもの勉強する場所はどうしたのか?
一番上の子が小学生になった現在。
そうは言っても、勉強する場所は必要です。
我が家はどうしているのか?



ご紹介します!
リビング横の洋室にお古のパソコンデスクを設置


結局それはスタディスペースだ‼️と言われそうですが😅
とにかく、作り付けにはしたくありませんでした。


移動できるので、前が壁が嫌なら窓の前でも。


ですが結局、気づくとこの向きでこの場所🤣





さすが私の子どもだと思いました笑
ダイニングテーブルを使用


結局、これです💦
一人が勉強し始めるときょうだいみんなやりたがることも多いし、宿題は隣に座ってみてあげる必要が。
どちらにしてもある程度のスペースを必要とするため、リビング横の洋室のパソコンデスクを使うよりもダイニングテーブルで勉強することの方が多くなります。


(私も作業は専らダイニングテーブルで🥰)
デメリットは何と言ってもダイニングテーブルが汚れること!!
物も落とされるのでボコボコです😭



もうこれは仕方ありません
スタディスペースを作って後悔しないために考えておきたいことは?
我が家に必要なかっただけで、私は特段スタディスペース自体に反対派、というわけではありません。
ただ、作って実際にきちんと活用するのは意外と難しいのではないか?と思っているのも事実です。
スタディスペースを検討している方は考えておいた方が良いかも?と個人的に思うことを以下にまとめてみます。
子どもが小さいときはどこで勉強するのか?
そもそも論ですが。
まだお子さんがいない状態で家づくりをされる方も多いと思います。
イメージしにくいかもしれませんが、「子どもは最初から自室で一人では勉強しない」これは間違いないと思います。
自室で勉強するようになるまでの数年間。どこで勉強するか?
イメージしておく方が良いと思います。
子どもが使わなくなった後のことを考えておく
スタディスペースが必要!となったとします。
ですが、先程も書いたように子どもが使うのは数年間かもしれません。
その後の使い方はどうするのか?考えておいた方が良さそうです。
パソコンやアイロン、ミシンなどをする可能性がある場合は、コンセントが必要になります。
有線のネット環境が必要な場合は事前に準備が必要です。
それらのために必要なカウンターの奥行きは?幅は?
もしかしたら小物が置ける棚や引き出しがあると便利?かもしれません。(もちろん、後付けでも✨)
そんなこともちらっと考えてみながら、後悔のないようスタディスペースを導入してください✨
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