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    【後悔してる?】オーナー11名が回答!全館空調エアロハスを採用しなかった理由

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    エアロハスを採用しなかった理由

    一年中、家の中が快適な温度に保たれる全館空調。

    パナソニックホームズでは

    • 高性能な家庭用エアコン1台で全館空調が可能
    • クリーンルームなどでも使われる高性能HEPAフィルターにより、空気清浄能力も高い
    • 地熱の利用により冷暖房負荷を軽減し、省エネ性が高い

    といった特徴を持つ「エアロハス」を採用できます。

    「全館空調に惹かれてパナソニックホームズを選んだ」という人がいる一方で、検討した結果エアロハスの採用を見送る人も。

    今回は、エアロハスを採用しなかったパナソニックホームズオーナーにアンケートを実施。

    • エアロハスの採用率
    • エアロハスを採用しなかった理由
    • 採用しなかったことに後悔はないか

    これらについて、聞いてみました。
    きっと、エアロハスの導入を迷っている方の参考になるはず。

    ぜひ、ご覧ください。

    目次

    【採用率はどのくらい?】オーナーにアンケートを実施

    エアロハス
    エアロハス本体ユニット

    運営しているLINEオープンチャットオーナーズコミュニティ「パナ友の会」に参加しているパナソニックホームズオーナーの方にご協力いただき、エアロハスに関してアンケートを実施。

    実施期間は2023年2/22~26
    Googleフォームにて回答を収集しました。

    その中で聞いた、エアロハスの採用率はこちら!

    エアロハス採用率アンケート

    回答数は17でした。
    結果はグラフの通り、

    エアロハスを
    採用している人:6名(35.3%
    採用していない人11名(64.7%

    となりました。

    営業さんからは「エアロハスを採用する人は約半数」と聞いていたので、やや少なくてびっくり!

    けれど、この中身をよくよく見ると納得できました。

    この回答を、パナソニックホームズの建物の構造別に分けた結果がこちら!

    構造別エアロハス採用率アンケート

    HS構法:制震鉄骨軸組構造(カサートS)
    採用している人:5名(50%)
    採用していない人:5名(50%)

    F構法:大型パネル構造(フォルティナ、カサートC)
    採用している人:1名(16.7%)
    採用していない人:5名(83.3%)

    HS構法では採用率は半数。
    F構法では16.7%でした。

    もともとエアロハスは、F構法では採用できなかった設備。
    2022年1月に販売されたフォルティナという商品から、F構法でも採用可能になっています。

    \カサートCとの違いもまとめています! /

    そう考えると、まだ採用できるようになってから日の浅いF構法での採用率が低いのも納得。

    元々採用できたHS構法での採用率は半数だし、聞いていた話と一致しそうです。

    採用しなかった理由をパナソニックホームズオーナー11名が回答

    上記のアンケートに答えてくれた方のうち、エアロハスを採用しなかった11名のパナソニックホームズオーナーに採用しなかった理由を聞きました。

    大きく分けると

    • 導入費用(金額)が高い
    • 故障時の懸念
    • 必要性を感じなかった
    • 居住地域の地域性

    などの理由が。
    以下に、それぞれを詳しくみていきます。

    導入費用(金額)が高い

    エアロハスコントロールパネル
    コントロールパネル

    予算削減のため

    カサートSとの価格差が大きかった

    まずは、導入費用(イニシャルコスト)に関するもの。

    エアロハスはキャンペーンなどで値引きされ、半額や無料だったといった方もみかけるものの、基本的には導入時に200万円近く費用がかかることもある設備

    優先順位によっては、予算削減対象になることも当然ありえます。

    さらに、2022年1月まではエアロハスはF構法(大型パネル構法)のカサートC(当時)では採用できませんでした。

    エアロハスを採用するためには、HS構法(制震鉄骨軸組構法)での建築が必須。

    HS構法はF構法と比べると本体価格がやや高く、エアロハスの導入費用のみならず全体的なコストアップに。
    そのため採用を見送ったというご意見も。

    2022年以降、F構法はカサートCからフォルティナにリニューアルされ、エアロハスを採用できるようになっています。

    故障時の懸念

    エアロハス専用エアコン
    エアロハス本体のエアコン

    故障時が大変そう

    故障したときのバックアップがなく、また入れ替え費用に100万円ほどかかると言われたため。

    故障時とダクトの劣化の不安

    続いての理由は、故障に関する懸念

    1台のエアコンの風を、家じゅうに張り巡らされたダクトを通して行き渡らせる構造の全館空調。

    その本体エアコン故障時について考えた結果、採用を見送ったとのご意見が。

    一般的な家電は10~15年程度で故障や入れ替えが必要になる場合が多く、エアロハスも例外ではありません。

    真夏や真冬に故障し、家じゅうの空調が止まってしまった時のことを考えると、確かに恐ろしい…

    更に、故障した場合のエアコン入れ替え費用が100万円程度とアナウンスがあった方も。

    家じゅう全てを賄える高機能エアコンではあるものの、一般的なエアコンが安ければ数万円で取り換えられることを考えると割高だと感じるのも納得です。

    また、「ダクトの劣化」を懸念する声も。
    ダクトについてはあまり話題にならず情報も少ないため…若干ブラックボックスのようなところもありそうです。
    (全館空調を導入しなくても、パナソニックホームズの24時間換気システムもダクト式。そのため全てのパナソニックホームズの家に当てはまる話にもなります)

    必要性を感じなかった

    夫婦二人暮らしで共働きで家に居ない時間が長い為

    全部屋使わないため

    エアコン1台でほとんどまかなえるから

    必要性がなかった

    続いては、「そもそも必要性を感じなかった」というご意見。

    • 家に常に人がいるわけではない
    • 家じゅう全てを空調する必要性を感じない
    • エアロハスを採用しなくても、エアコン1台で事足りている

    という考え方に、共感できる人もいるのではないでしょうか。

    家じゅうの温度が均一な全館空調が快適なことは想像できますが、家は建てて終わりではなく、快適さと引き換えにかかるランニングコストも考えたいところ。

    特に電気代が高騰している今だからこそ、人がいない部屋は空調しない、一般的なエアコン1台で空調を賄うといった工夫で、日々のランニングコストを抑えたいという人も増えているかもしれません。

    居住地域の地域性

    静岡のため、不要と判断したのと、営業の方からも勧められなかったため

    宮城県で二世帯住宅を希望したところ、エアロハスだと電気代や冷暖房の効き具合に難があると営業さんから話があり、各部屋エアコンを勧められた。

    居住地の地域性によって採用しなかったというご意見もご紹介。

    暑さ寒さが厳しくない地域で全館空調「不要」という判断は想像がつきますが、寒冷地でも勧められなかったというケースが。

    二世帯住宅で床面積が広いことなども影響しているのでしょうか。
    快適な温度まで空調することでの電気代や冷暖房の効き具合を考慮し、敢えてエアロハスではなく個別エアコンにしたというお話でした。

    全館空調一辺倒におすすめされるより、向き不向きを判断して時には「不要」と助言してくれる方が、かえって安心感があるような気がします!

    地域や住宅規模、家族構成などによっても向き不向きはケースバイケース。
    導入後に後悔しないためにも、しっかり検討したいですね。

    その他

    空調関連の仕事の人からの指摘

    最後に、その他のご意見として「空調関連の仕事の人からの指摘」というご意見もいただいたためご紹介。

    詳細がわかりませんが、空調関連のお仕事をされているプロの目線から見たらおすすめできない、という場合もあるのかもしれません。

    以上が、エアロハスを採用しなかったパナソニックホームズオーナーのご意見でした!

    エアロハス、採用しなくて後悔してる?

    様々な理由からエアロハスを採用せずに家を建てたパナソニックホームズオーナーの方々。
    エアロハスを採用しなかったことに後悔はないのでしょうか。
    お聞きしてみました!

    エアロハスを採用しなくて後悔しているかを聞いたアンケート結果

    後悔していない」と答えた方が8名
    どちらともいえない」と答えた方が3名
    後悔している」と答えた方はいませんでした。

    具体的には、

    部屋ごとに寒いことがある(特に玄関)のは気になりますが、故障したときのことを考えると後悔していません。

    エアコン1台でほとんどまかなえているから後悔していない

    といったご意見が。

    一方、「どちらともいえない」というお答えの方は、多くは「現在建築中だから」とのこと。

    採用している家としていない家で住み比べることが出来ないため難しいですが、実際に住んでいる方で「採用しておけば良かったー!」と後悔している人がいないのは良かったです。

    皆さん、納得の結論のようですね。

    \ 気になる金額や満足度も聞きました! /

    おまけ:わが家がエアロハスを採用しなかった理由

    2020年末にF構法のカサートCで家を建てたわが家。
    エアロハスは採用していません。
    (当時はF構法では採用できなかった)

    わが家がエアロハスを採用しなかった理由はこちらです!

    • 故障時の懸念:機器は交換ありき。
      出来るだけシンプルなものを
    • 頭の方だけ暖まる空調が苦手

    1つ目は、他の方のご意見でも出た通り故障時の懸念

    家じゅうの温度が均一なのは絶対に快適だろうとわかっていながらも、やはり機器はいつか壊れるものです。
    全館空調のみならず家電なども含め、「高機能な機器を使用するよりも、機能がシンプルなものの方が長く使え、定期的に買い替えたとしても経済的」というのがモットーのわが夫婦。

    シンプルな機能の機器は壊れにくく、交換しやすいのがメリットだと捉えています。
    そういった点では、エアロハスはわが家には不向きでした。

    2つ目は、そもそもエアコン空調が苦手、ということ。
    エアコン空調が苦手な理由は、上方(頭の方)ばかりが熱くなり下方(足元)は暖まらないから。
    頭だけが熱くなりボーっとしてしまいます。

    天井のエアロハス吹き出し口

    エアロハスは風の出方がエアコンとは異なるでしょうが、吹き出し口が天井にあることで頭が熱く足元が暖まりにくい、という状況は同じなのではないかと思いました。
    (実際に使い比べたわけではないので微妙なところですが)

    逆に、冷気が下に降りてくる冷房としての使用はとても快適そうですよね!

    わが家では、暖房はガスヒーターを使用。
    換気に気をつける必要はありますが、足元から暖まることでとても快適です。

    まとめ

    パナソニックホームズオーナーさんにアンケートを取ったところ、全館空調エアロハスの採用率は
    ・HS構法で半数
    ・F構法で約17%
    ・全体では約35%

    という結果でした。

    エアロハスを採用しなかった理由は、

    • 導入費用が高い
    • 故障時の懸念
    • 必要性を感じなかった
    • 居住地域の地域性

    といった点があがりました。

    いずれもしっかり検討した結果、エアロハスを採用しないと決められた方ばかり。
    採用しなかったことで後悔している人はいませんでした

    こちらをお読みいただいた皆様も、後悔しないようしっかり検討していただければと思います。

    次回は、実際にエアロハスを採用した方々にメリットやデメリット、かかった費用などをお聞きしたのでまとめたいと思います!

    お楽しみに!

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